旅行日記


by dance_littlerock
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2005年 10月 28日 ( 1 )

 2005年9月10日(土)

 宿泊させてもらったK子ちゃんの家のある清水市から、御殿場経由で登山道(5合目)に向かう。コンビニでミネラルウオーター4本と非常食などを買う。持って行く水の量は、本当に迷った。めちゃくちゃ重いが、喉が渇くよりは、肩に負担不がかかった方がマシと考え、多めに買った。(実際、下山後1本余った。)

 
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9月ということもあり、本来は4ルートある登山道が2つしか開いていなかった。出発前、スティック(杖)を買った。長さによって値段が異なるが、だいたい平均1,000円くらい。お金は出来るだけ使いたくなかったが、山登りが楽になると思えば、安いものだ。鈴とリボンが付いてあり、5合目の焼印が押してあった。

 14時。いい天気。さあ、出発だ。

 杖を使って爽快に歩き始める。3年前に『富士山用』と思って買ったL.LBEANの登山靴が、ようやく日の目を浴びた。すれ違う下山してくる人たちと「こんにちは~!」と挨拶を交わす。一人のおじちゃんが、「今から登るの?これから8合目まで?もうすぐだよ。へへ(苦笑)」と言った。これからどんなしんどさが、待ち構えてるんだろう?不安。だけど、周りの仲間を見たら、元気が出た。
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  遥か彼方に、富士山頂が見える。歩く。歩く。歩く。登る。登る。休む。

  k子ちゃんが、疲れてきたみたいだった。
「降りようかな~みんなに迷惑がかかるから~。」みんなが彼女を囲み、「だめ!一緒に頑張ろう!一緒に頂上へ行こう!」と励ました。私も、彼女がくれたoneのホワイトバンドを指差して、「WE ARE ONE!だよ、K子ちゃん!」と言った。みんなの助けがあって、彼女は、あきらめず頂上へ行くことに決めた。良かった☆
  
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岩場が続いた。スティックが本当に役立った。これがなかったら、もっともっとしんどかっただろう。グアムのSが、シンディー・ローパーやマライア・キャリーの歌を唄いながら登っていたので、一緒に歌った♪・・・調子に乗ってしまった。歌った後、ちょっとしんどくなった。酸素は大切に(^-^;)

  6合目が過ぎた。風が冷たくなったが、汗だくで登った。植村直己が言った言葉を思い出し、汗で濡れた服を直接肌につけないように、タオルを巻いたりして工夫した。それでも、汗の方が勝り、タオル2枚がすぐに駄目になった。思った以上に汗をかくのは、それだけ頑張ってるんだろう。

  ふと気が付けば、後ろには、見事な雲海が広がっていた!
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  歩き続けた。
  登り続けた。
  しんどいけど、頂上に行きたい。
  いや、まずは8合目の今夜の宿に辿りつきたい。
  カレーライスが食べたい。
  暖かい布団に横たわりたい。
  
 「CURRY RICE! WARM BED! CURRY RICE! WARM BED!」をみんなで合言葉のように繰り返し言いながら、登り続けた。

  辺りは、急に暗くなった。富士の東方面を登っているので、日没は早かったような気がする。見事な星空が現れた。大阪でのかなりの中心に住んでいる私。滅多に星なんて見られない。満天の星空が疲れきった身体と気持ちにパワーをくれた。

  強風と暗闇が怖かった。ヘッドライトと仲間がいないと泣きそうだった。でも、お腹の虫は鳴いていた。どれだけしんどくても、お腹はすくみたい(^0^)

  19時半、8合目の山小屋にようやく到着!待ちに待ったカレーライス!あまりの美味しさに2分くらいで食べきった!美味しい!幸せ!

  
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素敵な仲間と、カレーライスと、強風から守ってくれる山小屋。ホッとする一時だった。スティック(杖)に8合目の焼印を押してもらった(200円)。山小屋の中でも寒かったので、ありったけの服を着た。21時に仮眠を始める。8人ギューギュー詰めで横になった。深夜からの頂上アタックに向けて、ぐっすり眠らないと!疲れているし、眠れるだろう。おやすみ☆

  どうして?
 
  こんなに疲れているのに。

  ・・・・・・

  ハワイのLが、「everybody! wake up!! 2:30!」とモーニングコールしてくれた。仮眠5時間半、私は一睡も出来なかった。心底焦る。これから極寒の中、標高3,500mから登って行くのに、一睡も出来なかったなんてー!

  Jが「It's gonna be cold」と何度も言った。去年、富士登山経験のある彼。ココからが一番キツイらしい。みんなありったけの服と、マフラー・手袋・ニット帽に身を包み、いよいよ、夜中の登山が始まる。

  山小屋のドアを開けた瞬間、私は・・・  私は・・・・ 言葉が出なかった。

  OH MY GOODNESS!!!

目の前には、それはそれは大きな、素晴らしい、見事な、関東平野の夜景が広がっていた。今まで見た中で、一番大きな巨大な夜景だった。

  眠気が吹っ飛んだ。暗闇の強風の怖さが、一気に消えた!まだ何も見えないが、とにかく前へ前へと歩いた。

  何人かが、高山病の症状なのだろう。吐いた。辛そうだった。心配だった。でも、その後すぐに復活していたので、安心した。私は高山病にはならなかった。酸素タブレットのお陰かな(^_^)ただ、眠たかった。休むことを大切に、登り続けた。
 
  遥か向こうの東の方に地平線が見えてきた。
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  すごい綺麗。。。こんな景色を横目に登り続ける。
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  いよいよ、お日様が顔を出す。
  今まで生きてきた中で、一番高いところから、一番早くに日の出を見る。なんとも言えない嬉しい気持ちでいっぱいになった。

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  富士山頂一歩手前から望むSUN RISE!!
  感動した。
  感謝した。
  いろんなことに。
  みんな、疲労の顔から、幸せと感動いっぱいの顔に変わっていた。
  とても和める素晴らしい一時だった。
  
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もう少し登って、富士山頂に着いた。写真撮影したり、ボーっと眺めたり、火口を見て富士が活火山であるって実感したり・・・。富士山頂のお店は閉まっていた。8月に登った友達が食べた豚汁はいただけなかったが、富士山頂に立てただけで、本当に満足した。素晴らしいトレッキングだった。

私は、山には神様がいると信じている。
Thank you so much, Fuji God!

  富士登山を成功した喜びとともに、もうひとつ嬉しかったこと。それは、一緒にこの辛さ・楽しさ・感動を分かち合えた仲間がいたこと。みんな大好き!最高の天気と仲間に恵まれ、最高のトレッキングができた。富士仲間は、永遠です。富士同窓会しましょう。富士山頂で?(^^)v
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I love you guys! Thanks a lot! I'll never forget this great trekking! Yey!!!
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by dance_littlerock | 2005-10-28 23:40 | 登山・冒険