旅行日記


by dance_littlerock
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竹富島の祭り

 2005年9月18日(日)晴天

 石垣島からフェリーで10分のところにある竹富島。ここは、標高わずか21mの隆起サンゴでできた平たい島で、周囲9.2km・人口322人の小さい島だ。

 船着場には、新田荘のおじいが迎えに来てくれていた。八重山の顔をし、八重山の日焼けをした無口だけど笑顔の素敵なおじいは、お洒落な手ぬぐいを頭に巻いていた。新田荘の車にのりこむと、八重山独特の音楽が流れ、町の中心に近づくにつれて、赤瓦の屋根の家、シーサー、サンゴの石垣などがあり、この上ない感動と興奮が私の身体中をかけまわった!

 「竹富島サイコー!」
 今まで世界15カ国を旅し、いろいろな所を見て周ったけど、町並みを見ただけで着いていなや、こんなに血が騒ぐ場所には、行ったことがない!灯台下暗しだった!こんな素晴らしい場所がパスポートなしでいける所にあったなんて!!

d0020358_14252734.jpg新田荘に着くと、「お祭りがあるから!」と部屋の案内をされるまもなく、みんなで竹富小学校へ向かった。今日9月18日は、満月で、特別なお祭りがあるらしい。運動場には、長く太い綱引きが置いてあり、私たち観光客も参加させていただいた。西表島で仲良くなった横浜のMちゃんとここで再会し、一緒に綱引きをした。約15年ぶりの綱引きだったが、私たちの入った西チームが勝利した!やったー!!

でも、勝ち負けは特に関係ないらしく、試合の後、双方向き合い、八重山の独特な音楽が流れる中、踊り合った。最初は、男性ばかり、西群と東群の人たちが笑顔で、リズムよく踊り、次は女性が踊った。もちろん、エミも飛び入り参加し、島民と一緒に踊らしていただいた。おばあから子供たちまで、みんなすごく嬉しそうに踊っていた。この踊りと音楽の楽しさは、今でも忘れられない!たぶん一生忘れないだろう♪♪♪
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 そして、その後、神様と農民の格好をした人々が出てきて、寸劇のようなものが行われた。ベニヤ板のようなところに演じる人が乗り、それを島人何人かが支えながら登場したので、かなり驚いた。神様は、今年も収穫に恵まれるようにと、農民にサツマイモの種(苗?)を授けた。農民の後は、子供たちが登場し、神様は子供たちが元気に育つようにと声をかけた。
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 満月のお祭りは、収穫を願う祭でもあり、島の繁栄を願う祭でもあるんだなー。こんなお祭に参加したことはなかったので、とてもいい勉強になった。私たちの行ったことのある盆踊りや町のお祭なども、すべて意味があるんだろうけど、今の時代、祭そのものがただの風物詩になっていたり、ただのデートの行き先であったり、夜店がメインになっていたり・・・しているが、すべてお祭りには、意味があるんだ!という事に気付かされた。 

    ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 竹富島では、11月に島最大の祭「種子取祭(タナドゥイ)」が開かれる。これは、600年の歴史があり、国の重要無形文化財に指定されている貴重な祭らしい。

 二日間にわたる奉納芸能は、八重山の古典舞踊や狂言などで、島に暮らす人はもちろん、島を離れている人もこのために戻り、厳しい稽古を積み、宴を催す。

 舞台の芸能が終わると、途切れることなく、世乞い(ユークイ)へと出発する。神司(かんつかさ)を先頭とする一行が、太鼓を打ち鳴らして、各家を回る。「この家にもよい事がありますように」という意味があり、人がたくさん来てくれるほど、福も多いという。

 夜を徹して各家をまわり、そのまま仮眠を取るだけで、奉納芸能2日目に突入する。島の人たちは、心から神を崇め、祭を育んでいる、ということがわかる。

 この祭にはぜひ絶対に行ってみたい!竹富島の素晴らしさに気付き、子供の頃からお祭りが人10倍好きだった私が、行かない理由はない。いつになるか分からないが、ぜひその祭りを体験させていただこう!


 
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by dance_littlerock | 2005-12-03 15:18 | 沖縄・八重山諸島