旅行日記


by dance_littlerock
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2015年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

車でニュージーランドを旅する私。なにせ古い車、途中の田舎道で故障したら大変なので、毎回エンジンオイルを点検したり、1人でジャッキで持ち上げてタイヤ交換をしたりと、日を追うごとに逞しくなっていきました(^-^)

ある時、最南端辺りにある綺麗なバックパッカーに泊まりました。大きな町からは離れていて、一番近い町にも小さな日用品屋さんしかないような所です。NZらしい羊がたくさんいる緑に囲まれたバックパッカー、車だからこそ行けた所。宿泊者は、NZを旅するヨーロッパ人などが多く、ただただゆっくりと本を読んだりして過ごしています。
私はその環境のとりこになってしまいました。

リビングルームからの景色
d0020358_16570241.jpg

私は迷うことなく、オーナーのおじさんにここで働かしてもらえないか、聞いてみました。1人でバックパッカーを切り盛りしていたおじさんは快諾!やったー(^o^)

給料はなく、宿代が入らない代わりに少し仕事をするエクスチェンジですが、私はこの素晴らしい環境のもとで働くことに喜びでいっぱいでした。

最初の仕事は、リビングルームの大きな窓を拭くこと。雑巾ではなく、濡らした新聞紙と乾いた新聞紙で交互に拭いていきます。

そしてベッドメイキング。小さなバックパッカーで個室(ダブルベッド)が2つと、ドミトリー(共同部屋)が2つでした。

ある日、隣接する家に住んでいるオーナーにご馳走を作ってもらいました。マッシュルームスープが最高に美味しかった〜!

料理も掃除も何でも出来るオーナー
d0020358_16570282.jpg

ある時、オーナーの家に行くと、男の人と足を組み合わせながらソファで寄り添っていました!私に見られても堂々としていて、逆に私が「キャ!」とドキドキしてしまった…(^^;;

オーナーには背の高い女っぽい彼氏がいました。私はそういうカップルを間近で見たことがなかったので、最初は焦りましたが、よくよく二人を知ると本当にお似合いで素敵なカップルでした(でも彼氏はずっと私に冷たかった。たぶん嫉妬?!オイオイ!)

ある時は私を誘って仲間たちと、海沿いの田舎街にある洒落たレストランへ連れて行って奢ってくれたり、なかなか男気のあるオーナーです。

ところがある日のこと、突然「エイミー、僕らは1週間クライストチャーチに行くから、宿の経営を任せたから宜しくね!」と言うのです!
「えーっ!!」という驚く私に女っぽい彼氏はオーナーに寄り添い得意顔です。
おのれ〜ψ(`∇´)ψ

宿の掃除などは簡単でも、宿泊者の管理(予約は電話。ヨーロッパ人と完璧に会話しないといけない!)や延泊などするなら次の予約は入れられないし、など細かな部分まで神経を使いました。

さらにオーナーは農場も兼業していて、私は羊の世話と、鶏たちの世話までしないといけませんでした!めっちゃ吠えて怖かった牧羊犬2匹は、隣の牧場主が面倒を見てくれることになりました。(私は犬が苦手)

ペットとして飼っている羊に粉ミルクをあげる私と、手伝ってくれた旅人
d0020358_17311890.jpg

この子らだけはなぜかペットとして扱われていたので、私にもすぐに懐いてくれました。可愛い。「ユキちゃん」と名付けました(もちろんハイジの影響)

鶏もたくさんいました。普段は放牧して、また時間になったらゲージに戻すように言われていたのですが、初日、時間になっても鶏たちはゲージに戻る気配はありません!あちこちへと歩いて行ってます。
柵もないし「このままずっと遠くまで行ってしまって、帰ってこなかったらどうしょう!」という不安でいっぱいになりました。鶏たちの安否が私にかかっています!

私は必死に鶏たちに呼びかけました。「お願い、ゲージに入って!お願いったら!」見かねたイギリス人の旅人セーラも一緒に手伝ってくれました。二人で鶏の鳴き真似をしてみたり、中腰で追い回し続けました。諦めかけた激闘の末、鶏たちが一斉にゲージに入るではありませんか!
「えー!こんな簡単に入るの?」

たぶん彼らに体内時計があって、勝手に戻るような教育がされていたようでした。
あ〜心底疲れた。鶏に弄ばれた日でした
(^_^;)

さらに大変なことは続きます。
ある日、ヒューズが飛んでしまいました!電気は付かない、トースターは動かない、お客さんは「洗濯機が途中で止まって困るんだけど!」と言うし、焦って私は電気関係を調べつくしますが、そんなもん分かりません!どーすりゃ良いのさ(;_;)

そこへ救世主がやってくるのです!あの吠えまくる怖い牧羊犬の世話のため、絶妙のタイミングで隣の牧場主が来てくれました。テリーマン似の彼がサラッと直してくれてヒューズ問題はあっという間に解決したのでした。
「Thank you very much!!」というと
「Okey dokey!」と笑顔で去って行きました。

私はこの頃からかなり英語が上達してきたと思います。ワーホリに来て半年。母から電話があり「ハロー、ヒルトップバックパッカー、エイミースピーキング!」と応答すると、その発音が流暢だったらしく、ビックリされました。





[PR]
by dance_littlerock | 2015-07-06 13:37 | ニュージーランド

17.【マイカーでの旅】

やっと見つけた!
妥協点はたくさんあるものの、「真っ直ぐ進んで右左に曲がってバックして、止まる車であれば何でも良い!」と言い続けていた通り、普通の車です!いくらで買ったと思いますか?

1981年式 シルビア (18才)
d0020358_14205872.jpg

変わっていた箇所は、
時速などの表示がデジタルで出る(まるでゲーセンで車のゲームしてる感覚です)
フロントライトがパカッと開くタイプ
壊れて開かないサンルーフがある
などなど。

値段は日本円で約70,000円
古いとはいえ安いでしょう?!(^-^)

まずはレイク・テカポへ。ここでもユース時代のお客さんと再会しました。ひとり旅の醍醐味は、旅先で友達ができやすいこと。

こんな標識をみて進みます。
d0020358_14205923.jpg

マウントクック、ワナカ、アレキサンドラ、クィーンズタウンなどなど、知り合いに会いながら、時には共に旅しながら、私は愛車「モカ」との旅を続けました。

「モカ」と名付けた理由は、当時ティムタムというチョコレート菓子のモカ味が大好きでよく食べていたから。

標識や地図を見て、ルートを確認します。とっても楽しい!
d0020358_14205903.jpg

どの景色も本当に綺麗なんです。ニュージーランド最高です!

なかでも1番綺麗だったのが、マウントクックへ向かう国道80号線。右側にはレイク・プカキ、正面にはマウントクックが見え、その壮大で美しい景色といったら…

車のためにトンネルを作ることはないので、穏やかなアップダウンを繰り返しながら進みます。

時には駐車してこんな写真をタイマーで撮ってみたり
d0020358_14205981.jpg

しかし、テアナウから有名な観光地ミルホォードに行こうとした時、車が壊れました!動かなくなっちゃった(涙)買った時には走行距離が18万キロだったし、色々ボロが出てくるのね(涙)

修理代が痛いけど、修理に出している最中に考えました。「ミルホォードに行く道は1番危ないと聞いた。神様が運転は危険だからやめときなさいっていう合図なんだ。」こう思って、ルートを変更して、ニュージーランド最南端にあるインバーカーギルへ向かいます。
この辺りでは世界を自転車で一周している人に会ったり、ユースで会ったことある人に再会したりしました。

それから英国風の街並みのダニーデンに行き、そこには世界一急な坂道が!
d0020358_14205966.jpg

こんな坂道沿いの家に住むなんて、自転車なんて絶対無理やし、車も停めるのも出発するのも毎回ビビるやろうし大変やな〜
d0020358_14210035.jpg

ユースホステルやバックパッカーでは自炊なので、醤油や塩や出汁などの調味料なども車の後部座席に置いて、旅を続けていました。バス移動では、持てる食料は限られていたので、やはり車は便利ですね〜。自炊では焼き飯をよく作っていたかなぁ。大好きなマッシュポテトを添えて。だからか1年で8キロくらい太って帰国するんですけどね(^^;;

ダニーデン周辺の後、私はニュージーランド最南端に近い人里離れた場所でまた働くことになります。

[PR]
by dance_littlerock | 2015-07-03 11:43 | ニュージーランド
ネルソンから長距離バスを予約しては次の街、次の街へと旅をしました。

ホキティカという街では、ユースで働いていた時にお客さんだったアメリカ人のメリと同じ宿でした。フロリダ出身の超イケてる50代のメリは、寝る前には必ずカーラーで髪の毛を何箇所も巻いていました。何人ものニュージーランド人のおばさんを見て来ましたが、ここまでお洒落な人とは出会わなかったので、さすがアメリカ人はハイカラです!
すぐに影響される私は、「私も寝る前にカーラー巻いて翌日の髪型を気にするお洒落なおばさんになる!」と早速誓いました(*^o^*)

ホキティカで有名なジェイド(翡翠)を見て回ったりして、メリとはその後、長い間、文通をする仲になりました。

メリとサヨナラした私は、もっと南のフランツジョセツにやって来ました。知っての通りニュージーランドは南半球になので、南に行けば行くほど寒くなります。

ここフランツジョセツは氷河ウォーキングが有名です。専用の靴と杖を借りて、ありったけの服を着こみ氷上を歩くツアーに参加しました。
d0020358_13391442.jpg

楽しいひとり旅だわ〜!
でも私には弱点がありました。そう、バス酔いするのです。このまま毎回バス酔いしながら、旅を続けるのか。

それとも…

ネルソンにいた頃から、何人か車を買って生活したり旅しているのを見て来ました。他人事やと思っていましたが、そう、私は一大決心をしました!

「車を買おう!」

そう閃いた私は、このまま南に進むのをやめて、一路東へと向かいました。最終目的地にしていたはずのクライストチャーチにもう行ってしまい、そこで車を買ってから再出発にすることにしました。

クライストチャーチには、ユース時代に知り合った日本人カップルがいたので電話で迎えに来てもらいました。

実は彼らは私が働いていたユースに洗濯物を忘れていて、私が送り届けたという経緯があり、ありがたいことにも恩を感じて頂き、「ぜひぜひ」と私をおうちに招待してくれました。彼らの家に滞在中になんとしても車を見つけて買おう!

クライストチャーチの観光案内をしてもらいつつ、車のディーラーが並ぶストリートで、何台もの車を見て回りました。ほとんどミッションで、オートマ限定免許の私のクルマ探しは難航したのでした(´Д` )

[PR]
by dance_littlerock | 2015-07-03 09:04 | ニュージーランド
ユースホステルで、朝2時間キッチンの掃除をする代わりに宿代は無料で住まわせてもらいました。
掃除は共同キッチンをピカピカに磨いて、お客さんの洗い残しを洗って、モップで床掃除して、ゴミをまとめ外に捨てに行き、共同ルームを掃除機をかけたりしました。

私の仕事場のキッチン
d0020358_18502194.jpg

ユースホステルでは、各自がご飯を作り、洗いものもするのですが、ある時の南米の若者グループはお行儀がわるく、ぜーんぶシンクに残したまま出て行ったので大変でした。そんな時、優しい他の旅人が一緒に洗ってくれたりと周りに助けられながら毎日楽しくお仕事できました。

オーナーに最初に「君の仕事は掃除だけじゃない。世界中から来る旅人にネルソンのことを沢山教えてあげてほしい。」と言われていた通り、本当にたくさんの国籍の人と寝食を共にする場所で、語り合ったり、この街の良さを教えたり、笑ったり、一緒に出かけたり、連絡先を交換したりと、素敵な時間を過ごせました。

特にやっぱり日本人ワーホリ仲間たちとの出会いは大きかったです。夕食後、深夜まで毎晩たくさんの旅人と共同ルームで語り合いました。みんななぜワーホリに来たか?前職は?旅のルートは?旅先の情報交換などをして友情が深まりました。この時間の楽しかったことと言ったら、、、

深夜まで語り合った共同ルームにて
d0020358_18502244.jpg

携帯電話もない時代、ここで顔見知りが山のように出来たおかげで、この後の旅の途中で何度も「あ、ネルソンのユースホステルで働いていた人ですよね?」と言われて話が始まり、旅先での日々が楽しくなりました。


2か月しか働かなかったのに、途中で休みまでもらって、ユースホステルで友達になった人たちとカイコウラに鯨を見に行きました。

船酔いが最高にキツかったホェールウオッチング
d0020358_07374145.jpg

何度自分のゲ◯を飲み込んだことか(汚くてごめんなさい)2度と船には乗らないと誓いましたが、仲間たちとのこの旅自体は楽しすぎました!


10月10日の体育の日には、「何かしないと!」とやたら意気込み、スカイダイビングをしました!勇気を120パーセント振り絞って飛び降りたのに、着陸後「ビデオが回ってなかった、もう一回飛んで。」と言われ∑(゚Д゚)、恐怖が倍増した2度目のスカイダイビングでした。
d0020358_19571065.jpg

史上最大に身体も精神も鍛えられた体育の日となりました。

数日後の私の23歳の誕生日は、午後から学校時代の友達とお出かけして、夜はオーナーや旅人たちにお祝いしてもらいました。手作りケーキで、もうすぐ南島への旅に出る壮行会も兼ねて、盛大にお祝いしてもらいました。
d0020358_19571134.jpg

ここでの偶然のみんなとの出会いのおかげで、私は人に恵まれてるなぁ〜と幸せな気持ちになれました。仕事探しが難航したからこそのこのユースホステルとの出会い、楽しかった〜(^-^)

エキサイティングな出会いに感謝です。



[PR]
by dance_littlerock | 2015-07-01 18:21 | ニュージーランド